「トロッコ・ジャーナル」は、列車旅、ローカル線、駅の佇まい、そして鉄道カルチャー全般を、独立した編集者の歩みのなかから綴っていく編集マガジンである。観光案内のように声高に勧めるのではなく、線路の脇に佇んで車輪の通過音を耳にしてから、ひとつ深呼吸して書き始める——そんな距離感で記事をつくることを大切にしている。
本媒体は、特定の鉄道事業者、観光協会、自治体、旅行代理店、保存鉄道団体と資本関係や運営関係を一切持たない独立した編集体制で運営されている。読者の方々が「次の休みに、あの駅まで行ってみようか」と静かに思える、その手がかりを丁寧に並べていくことを目指している。
編集の三つの姿勢
- 独立性:取り上げる路線・駅・列車・関連施設の選定は、編集部の独立した判断に基づく。広告主・スポンサー・取材協力者の意向によって編集判断が左右されることはない。
- 足で書く:訪問記事は、原則として編集部員が実際にその場所を歩き、列車に乗り、駅で過ごした時間に基づいて綴る。訪問の季節・時間帯・天候など、体験の輪郭を記事内で示すように努める。
- 静かな視線:「絶景」「秘境」「映え」だけで路線を片付けない。沿線に生きる人々の暮らし、駅舎の経年、季節ごとの変化など、声の大きい言葉では拾えない情景を、抑えた筆致で書き残す。
取り扱う領域
- 列車旅:JR・私鉄・第三セクター・観光列車・夜行列車。乗ること自体が目的になる旅
- ローカル線:地方私鉄、廃線後の遺構、季節限定運行、運行情報の手がかり
- 鉄道カルチャー:鉄道史、車両技術、信号・線路の仕組み、鉄道と社会の関わり
- 駅ノート:駅舎建築、駅前文化、無人駅、駅そば・駅弁、駅周辺の歩き方
- 鉄道コラム:その他、編集部員が「いま書いておきたい」と感じた鉄道周辺の話題
知的財産権について
本媒体で言及される全ての鉄道事業者名、路線名、車両形式名、駅名、ロゴ、商標、ヘッドマーク、車両写真は、それぞれの権利者(鉄道事業者、車両製造メーカー、自治体、観光協会等)に帰属する。トロッコ・ジャーナルはこれらの権利者と提携・運営関係にあるものではなく、報道・批評・研究を目的として、著作権法上認められる引用の範囲でのみ言及する。詳細は免責事項を参照されたい。
編集主幹について
編集主幹を務める中川美月は、地方ローカル線の旅を続けてきた書き手で、車両形式の知識を深く語るよりも、駅で過ごした午後の光や、車窓を流れる集落の屋根の色を記録することのほうに関心を置いてきた。本媒体では、鉄道趣味の知識の深さよりも、列車旅という体験のなかで何が見え、何が聴こえたかを、静かな筆致で書き残すことを目指している。
編集ポリシーの詳細は編集ポリシーを、ご意見・誤記のご指摘・追加情報のご提供はプライバシーポリシー記載の連絡経路を通じてお寄せいただきたい。